テーマ 『府中市のファンや暮らす人を増やし、明るく楽しい地域社会をつくる』
(特非)府中ノアンテナ 代表 平地 緑さん
―NPOとして、様々な活動をされていますね。
府中市のファンや暮らす人を増やし、明るく楽しい地域社会をつくることを目的として、メンバーの一人ひとりが別の仕事を抱えながら、その経験や得意分野を活かしながら活動をしています。
主に3つの活動があり、第1は情報受発信です。府中市の隠れた魅力を新しい目線で発掘し伝えていきます。第2は未来づくり(子育て支援)です。木工のまち府中の魅力を活かし、木育(「木とふれあい、木に学び、木と生きる」取り組み)を通じてものづくりの体験をしながら、木に触れ合うことで、豊かな心を育んでほしいと思っています。そして、木工産業をもっと活性化していき、木工のまち、木育のまちとして全国にPRしていきます。第3はコミュニティーづくりです。何かをしたいと思った時は人とのつながりって大事ですよね。一人では出来ないようなことも、同じ目的を持った人達が集まり、それぞれのやり方で協力することで、みんながやりたいことが実現できる場所づくりをしています。
この活動を始めて、約2年半になります。私たちは、ただボランティアをしているのではなく、ひとつひとつ事業として活動し、社会に還元できるようにしていきたいと思っています。今はいろいろなイベントなどを企画しながら、そのための下地づくりだと思い活動しています。
―こころがけていることは。
相手に対して「もっとこうしてほしい、これをしてあげたのに」と思っていては、まちに携わる事は出来ないと思っています。みんなに「感謝」することが大切。見守ってくださることや、いろいろな活動をさせていただいていることに「感謝」をしています。また、情報発信をする際は、自分自身も楽しめるように心がけています。自分で見て楽しくないものは、他の人から見ても楽しくありませんからね。
―府中商工会議所に対してご意見を。
府中市が元気になってほしいという気持ちは、共通した目標だと思います。商工会議所には、現在も商店街でピクニックとマルシェ(市場)を組み合わせた「みんピク」や、木と触れ合うことで豊かな心を育む「木育」などのイベントに協力していだたいています。11月23日(土)・24日(日)の2日間行われた「府中ノ木育フェスティバル」には、予想を上回る約2,000人の来場があり大盛況でした。これからも出来ることがあれば協力させていただき活動を続けていきたいと思っています。
《事業所紹介》
所 在 地 府中市府中町754-2
(℡44-6227・FAX050-3488-9439)
事業内容 情報発信、子育て支援
従 業 員 7人