府中商工会議所は、中小企業の皆様の新規創業、経営革新、技術開発、国際化の促進等を総合的に支援する公益法人です
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テーマ 『海外取引に関するアドバイスを』

 ㈱松創 代表 松岡 佳二 さん

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―椅子やリビング・ダイニング家具など製品に特徴がありますが

 私が、当社に45年前に入社した当時は、婚礼家具は作りさえすれば売れるという時代でした。しかし、私はその頃から「こんな事が長続きするはずはない」と思い、婚礼家具だけでなく幅広い製品を製作するように心がけていました。他にも当社では、100年以上永く使用していただける家具を製作するため、10,000㎡の貯木場に原木から製材・乾燥の一貫体制で素材を管理しております。自社で管理することにより、良い木材を吟味することができ、また、狂いの少ない家具が出来ます。3年から15年以上の乾燥する木材もあり、こだわりの家具を創ることが出来ます。また、国内だけでなく海外へも目を向け、積極的に海外の市場調査などを行いました。そして、アールヌーヴォーに出合い、曲線の美しさを表現するために、当社の技術を生かした製品を作ることにチャレンジしました。最初に最も難しい仕事をすることにより、現在の製品を生むきっかけになりました。また、その当時ドイツのボートショーを見学し、豪華クルーザーの内装を見て感銘を受け、いつか当社でこのような内装を製作したいと思っておりました。6年前の話ですが、ヤマハ発動機の依頼で、高級クルーザーの内装の製作の依頼があり、現在年間14艇程の内装を手掛けております。

―JAPANブランド育成事業による海外進出に取り組まれていますね。

 府中商工会議所のJAPANブランド育成事業に平成17年から平成20年の4年間参加し、ラスベガスやニューヨークの展示会に出展しました。その際はいろいろとアドバイスなどもしていただきました。現在は、府中家具工業協同組合のJAPANブランド育成事業に参加し、今年2月には、スウェーデンの家具見本市に高橋工芸㈱と共同ブランド「MATSUSO T」を立ち上げて出展しました。この出展では、アメリカでの展示会の経験だけでなく、日本のデザイナーとスウェーデンの有名デザイナーのコラボレーションによるブランディングができ、また、デザイナーの評価がのる世界的有名なウェブサイトで紹介され、それが話題を呼び、多くの来場者が展示会場に来場されました。本場で、椅子の製作での品質と技術を評価されたことで、初出展ながら商談まで持ち込むことが出来ました。

 この事業を通じて、海外の家具販売業者などとの繋がりができました。将来的にはアジアのシンガポールや中東などの富裕層をターゲットにした仕事をしていきたいと思っています。

―府中商工会議所に対してご意見を。

 当社が海外への進出出来たのは、商工会議所の事業があったからだと思っています。今後は、貿易をする上で必要な知識や参考になる情報の提供、海外支援に関するアドバイスなどをお願いしたいですね。

 

《事業所紹介》

所 在 地 府中市広谷町953

(℡45-3621・FAX 45-3046)

事業内容 総桐タンス・漆芸家具・リビング・ダイニング家具卸、特注家具製造卸、内装工事施工

従 業員 40人

H P http://www.matsuso.com/

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