高橋工芸㈱(高木町1113 高橋正美社長)が、(公財)日本デザイン振興会主催の「2015年度グッドデザイン賞」を受賞された。
受賞作品の“Molly”は、直角に組まれた木材と柔らかく貼られた布地のコントラストが特徴的なサイドボードで、府中家具工業(協)のJAPANブランド育成支援事業で開発された㈱ジンクラモトスタジオの倉本仁氏とのコラボレーション作品。「小さなワンルームでもパーテーション代わりとしても違和感なく緩やかに仕切られ、『仕切る』という感覚ではなく『繋ぐ』という感覚で、オープンシェルフとしてもサイドボードとしてもそれぞれの良さがある」と評価された。
「受賞作品は今年1月にドイツで開催された『ケルン国際家具見本市2015』にも出品しており、国際的に認められるために努力を重ねています。その中で今回のグッドデザイン賞をいただけたことは大変意義のあることだと思っております。府中家具の婚礼家具から新たなインテリア家具に転換していくため、前向きにチャレンジすることで当社だけでなく府中家具全体のイメージアップに繋がっていってほしいと思っています」と高橋社長。
詳しくは、同社(℡45‐2323)へ。