FUCHU FURNITURE [ JAPAN ]

日本でトップクラスの産地「府中家具」

1700年の初頭、備後国有馬村の内山円三という人が大阪でタンスづくりを覚え、故郷にもどって製作に着手したのが、この地で家具づくりが始まった所以と言われています。彼の知識や技術は次々に弟子や子供たちに受け継がれ、確かな技術から生まれる品質の良さが、全国の家具コンクールで連続してトップ賞を獲得するなど、日本一の産地として高い評価を得て、府中家具は次第に全国にその名を広めていきました。 府中家具にはさまざまな工夫や手間がかけられています。例えば「蟻組」、高級家具に用いられる手法ですが府中ではさらに角の合わせに“トメ”をつけ、より強度をあげています。その他に忘れてはならない技術として「底板アーチ加工」というのがあります。引き出しの底板をアーチ型にすると側板だけに重みがかかることになり、軽く引き出せる長所があります。そして、日本伝統の最高技術である「象嵌(ぞうがん)」も府中家具に生かされています。一枚の板を部分的に模様の形にくり抜き、その穴に同じ形をした別の木をはめ込み美しい模様や線を描く技術ですが、異なる木材をすき間のないようはめ込まなければならないため、非常に緻密で繊細な技術が要求されます。

府中家具メーカーが開発した新商品  English